菅前首相が5月27日、仙台市内で講演を行い、大衡村に進出する半導体工場に期待を寄せました。
菅義偉前首相
「これからの東北を考えたときに、東北の経済をかさ上げしていくには半導体、東北というのは今回の件で大きな可能性があると、そういうところであります」
菅前首相は27日、読売新聞の創刊150周年を記念したイベントに出席し、「地方創生」をテーマに講演しました。この中で、菅前首相は「今、国民の大きな期待は半導体」と話し、大衡村に進出が決まった半導体工場について、「多くの雇用を生み出し経済波及効果を生む好循環が期待される」と述べました。
また、自身が総務大臣を務めていた2008年に導入したふるさと納税にも触れ、「地方が創意工夫することで物事を変えられる仕組みを作りたかった」と振り返りました。
ふるさと納税の受け入れ額は2008年の導入当時、およそ81億円でしたが、菅前首相は去年1兆1000億円になったとして、「非常にうまく回り始めている」と評価しました。
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